20代社会人 心の悩み解消ブログ発信

自分を責めてばかりいませんか? 悩みは小さく、ワクワクする心は大きく生きたいですよね。 ここで一緒に立ち止まってみませんか? うつを20代で再発しながらも様々なノウハウを身につけて、 今は元気に生きてます。 悩める20代に明るい気づきとパワーを与えたい。

新型うつなんていわせない。今の20代が偏見に苦しむ3つの理由

戸丸勇気です。

 

本日のテーマは「新型うつなんていわせない。今の20代が偏見に苦しむ3つの理由」です。

 

日々本気で悩んでいるのに、上司や家族から、怠けやゆとりだの、根性が足りないだの自己中だのいわれて苦しんだことはありませんでしょうか?

ときにはもう1人の自分自身が自分をマイナスな言葉で責め立てることもありますよね?

新型うつって言葉が広まって、結局ついていけない20代の原因であったりそういう世代だと括られるのはいい気持ちは全くしないですよね。

 

そもそも新型うつの特徴を旧来と比較すると、

他責や自分焦点、ネット社会によるコミュ二ケーションの低下を定義づけられたりします。

でもこれって裏を返せば、人を冷静に観察していたり、自分自身としっかり向き合っていたりする証拠です。

今の若い人がどれだけ個性にあふれ、それぞれの魅力や能力を磨いているのか考えれば、昨今のスポーツ選手の成績向上やフリーランスとしての働き方、枠に囚われず過去とこれからをみつめて、自由に発想する力は一目瞭然です。

 

そんな20代社会人が新型うつだのいわれて苦しむ背景にもっと目を向けてほしいものです。

その理由として考えられることは‥

 

①主体性がないのではなく出せないだけ。

今の20代や若者は、自分の頭で考えて行動しないなどよくいわれます。しかし今の上司達のマネジメントは果たして若者の意見を拾い上げていますでしょうか?いつまでも古い時代に囚われ、年功序列の檻の中で必死に自分のエサだけを守ろうとしている大人は多くありませんか?

新しい発想がでないのでなく、拒んでいるか、その時間をとる余裕がないのも事実です。

 

②コミュニケーション能力の低下ではなく、コミュニケーションレベルが上がっている。

そして今の20代は、気がきいたコミュニケーションがとれないともよくいいます。がしかし、最近の働き方改革の流れやパワハラをおそれて、自らコミュニケーションをとらない、言葉数が少ない、余裕のない態度で若者の言葉を聞く節はありませんでしょうか?

昔はサービスも会社も発展途上。モノや情報に食らいつく時代もありましたが、今はほとんどが均一で差別化が難しくコモディティ化の嵐です。そこで目に見えない無形サービス、コミュニケーション能力至上主義を以前より難易度高く、少ない時間で要求されている世代です。それでは身近な先輩に相談しようということにならず抱え込みがちになることも大いに考えられます。

 

③一番辛い「不」の発生。

日本はあらゆるものがあふれているようで、あらゆる「不」が蔓延しています。不安や不満、

不平、不公平、不平等などです。しかしそれ以上に今一番辛いのは「不透明」です。人が一番ストレスを感じることは漠然です。人は覚悟して、適応することで繁栄してきた種族です。今までもあらゆる歴史を繰り返してきました。しかし昨今の時代の移り変わりは激しく、あらゆる情報がネットに展開され、若者もAI化、少子高齢化をはじめ、不透明な時代を背負ってたつ世代です。不透明が不安や恐怖に変わり、自分を内観する真面目さと周りとのコミュケーション不和を生み出す環境によって、仕事が続かないことや根気不足の誤解や偏見をより加速化させています。

 

本日伝えたいことは、上記のように求められるレベルに必死に食らいつき、すでに努力してきた20代の存在が確かにあるのです。

ときに休み、ときに表現し、ときに時代を傍観して一日一日私達は確実に進んでいるということです。決して無理はしないで、頼れるところは先輩方に教えを請い、今の自分を表現しましょう。受け入れられる場所を探しましょう。ひとつでも何かを共に残しましょう。

今絶望感を感じている、今当たり障りのない日々にただ疲弊している、何か起こそうとしてヤキモキしている、全てが周り回って波打って時は流れていきます。いつか見返し、いつかまた来る世代を温かく迎え、活気と静寂が皆様の心をめぐるように、なにか私も表現し続けます。

 

明日からの大きな一歩を共に。